晴れときどき涙~さくらのASD育児日記〜

軽度自閉症スペクトラム障害(高機能自閉症)を持つさくらの育児日記風ブログ。特別支援学級にも在籍中。

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マルトリートメント・不適切な養育

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マルトリートメントとは「マル=悪い」「トリートメント=扱い」

「子どものこころと身体の健全な成長・発達を阻む養育をすべて含んだ呼称」

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虐待とほぼ同義ですが、虐待より広範囲に及びます。

明らかな暴言や暴力・ネグレクト等、大人側に子供を傷つける意図が

無かったとしても不適切であればそれはマルトリートメントです。

意外と知らないマルトリートメント

夫婦喧嘩

殴り合いの夫婦喧嘩や激しい口論の夫婦喧嘩は論外ですけど、ちょっとした口論も、

子供自体がその光景を見たくない!!と脳が思うと視覚野の一部が、縮小します。

すると、子どもの語彙・理解力などが低下してしまうことがわかっています。

兄弟・姉妹や友達との比較

例えば、「お兄ちゃんは成績が良い」「お姉ちゃんは頑張ってる」

「○○ちゃんはちゃんと出来る」などの他人との比較は自尊心を傷つけ、

線条体にダメージを及ぼします。

お風呂上りにウロウロ

子供が見たくないのにウロウロしてるとこれもマルトリートメントです。

見たくないと思うと視覚野が変形し、記憶力認識能力が低下します。

過干渉

子供はいつまで経っても可愛いです。

可愛いが故に過干渉になってしまう場合も有ります。

過干渉になり、行き過ぎた管理をすると「信用されてない」と思い

脳の偏桃体が変形してしまいます。

子供を否定する言葉

「生まれてこなければよかった」「うちの子じゃない」

「生まなきゃよかった」「他の家の子になれ」

「橋の下で拾ってきた」「山に捨てる」

もうマルトリートメントじゃなくて虐待だと思うけどね。

 暴言を受け続け心因性難聴を患ってしまった例もあります。

スマホタブレットを使い子供と向き合わない

親も子供もそれぞれがスマホタブレット使いすぎると

親子のコミュニケーションが極端に減ります。

その状態が続くと脳梁という部分が縮小してしまい

コミュニケーションが苦手になり、結果的に集団行動が苦手になります。

自分がされて嫌な事は子供にもしない

喧嘩も他人と比較されんのも見たくなものを見せられんのも

過干渉も大人だって嫌でしょう。

少なくともかあちゃんは嫌です。

大人が嫌だと思う事は大抵子供も嫌だと思うよ。

「橋の下で拾ってきた」「山に捨てる」

これかあちゃんは言われたことあるよ。

昔は悪い事したらよく言われてた。

かあちゃんの場合はめっちゃ言い返すタイプだったけど

子供のタイプによっては恐怖の何物でもない。

そして自分の子供に言ったつもりでも、近くに子供がいた場合

その子供にも恐怖を与える。

実際うちの2番目が甥っ子に「山に捨てる」と発言してた。

甥っ子が号泣ではなく、さくらが大号泣した。

一生懸命2番目に「甥っ子君を捨てないで!!」と

大号泣してました。

言葉は簡単に人に恐怖を与えるし、傷つける。

言っていい事・言ってはいけない事を大人はよく考えて

発言しましょう。

スマホタブレットを一旦置いてみよう

これ公園でよく見るやつ!!

かあちゃんが嫌いなやつ!!

親はスマホに夢中で子供を見てないやつ!!

親が遊んでくれないから家族で遊んでる所に混ざろうとするやつ!!

公園に来た時ぐらいスマホじゃなくて子供を見てあげて!!

本気でYOUは何しに公園へ?って思う。

スマホタブレットを渡してしまうことはある。

それは正直仕方ないと思う。

でも遊ぶ時ぐらいはスマホタブレットを置いて

子供と遊んであげて欲しい。

子供は自分の親と遊びたいんだよ。

本当に子供が可哀想だから。

子育てに正解は無いが不正解はある

子育てしてると時には傷つけてしまう事もある。

傷つける事は正解ではないけど不正解でもない。

不正解なのはそのまま放置しておく事。

なので傷つけてしまった時は全力で子供をフォローしましょう。

フォローするのとフォローしないのでは差がある。

怒りすぎてしまった…言い過ぎてしまった…

そんな事は多々あると思います。

そんな時、子供を抱きしめてごめんなさいって素直に謝りましょう。

抱きしめると子供は安心する。

安心すると笑顔になるよ。

まとめ

子育ては千差万別だと思う。

色んな子がいて色んなタイプの子供がいる。

特に自閉症児の育児してると色々手探りなわけ。

育児書?当てにならない。欲しい情報なんて書いてなさそう。

それに綺麗事ばっかり書いてそうだもん。

読まないのでイメージだけど。

だからこそ育児に正解は無いと思う。

間違えた・・・言い過ぎた・・・

不適切だったと自分で感じたら子供をフォローしてあげましょう。

子供も親も笑顔になれるように抱きしめよう。

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