晴れときどき涙~さくらのASD育児日記〜

軽度自閉症スペクトラム障害(高機能自閉症)を持つさくらの育児日記風ブログ。特別支援学級にも在籍中。

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人という字は互いに支えあって人となる

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某ドラマの有名な台詞ですね。

でも私はこの台詞実は大っ嫌いです。好きな方が居たらすいません。

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支えられる人が居て、支える人がいる。

不思議なもので、支えられる人はいつも支えられる側にいるんですよ。

不思議なもので、支える人はいつだって支える側にいるんです。

支える人はどんなに辛い・苦しい・自分の限界が来ても「助けて」を言えない人。

 

まじめで責任感があり、自立しているタイプの方ほど「助けて」と言えない傾向にあります。全てを自分1人で何とかしようと頑張ります。周囲に相談したり、助けを求めることは迷惑をかけることであり、無責任なことと思っている人が多いです。あとは相談しても分かってくれないと思ってる人もいる。

 

立派な人だと思う。そして優しい。

迷惑かけちゃいけない。相手に相談する事で相手を困らせてはいけないと思う優しさを持ってる人なんだよね。あとは甘えてはいけない・全部自分でやらなければならないと思ってる。ただ現実問題として、一人でやらなきゃいけないって場合も勿論あります。

 

例えば子育て。旦那が激務で頼れないとか育児に協力しないとか、両実家が遠方で頼れないとか、シングルファーザーやマザーで頑張ってるとか、転勤族で親しい人がいなくて頼れないとかね。色んな場合あると思う。実際私も小学校入学するまでは旦那は激務で両実家は遠方で頼れなかった。転勤族で親しい人は皆無だったから全部一人でやってた。でも正直気が狂いそうになった。

その時に思ったよね。

何が支え合ってる!!ずっと一人で支えてんじゃ!!

そしてたまには私を支えんかい!!と。

だから「人という字は互いに支え合って」ってセリフは虫唾が走るぐらい嫌いです。

 

人は支え合いではない。もう一回書くけど。

 支えられる人はいつも支えられる側支える人はいつだって支える側

いつも支える側だと辛いよ・苦しいよ・頑張れないよ。

支えることに慣れすぎて「辛いよ・苦しいよ・疲れたよ・頑張れないよ・助けてよ」なんて言えなくなっちゃうんだと思う。

色んな理由があって一人で育児してる場合でも限界が来たら、ちゃんと助けてよって発信することは大事な事だと思います。

いつも支える側なんだから少しぐらい支えられる側になっても良いんじゃない?かなと思います。

少しぐらい相談しても迷惑にはならないんじゃないかな?

全部を一人で背負う事はないんじゃないかな?

それが交互に支え合ってそこで初めて支え合いになるんだと思う。

相談できる窓口

www.mhlw.go.jp

www.midwife.or.jp

www.rehab.go.jp

 

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