まず最初に1番最初の記事でも書いたけど、自閉症は対人的な関わりや社会性の困難が有ります。
その中で人との関わり方について3つのタイプがあるですがご存知でしょうか?
孤独型・受動型・積極奇異型があります。
[孤立型]
・他人がいないかのように振る舞い、親愛な表情や感情を示さない。
・集団生活の場では友達に無関心であったり、逆に警戒したりする。
[受動型]
・人との関わりを受け入れることはできるが、自分からは人との関わりを求めない。
・従順で言われたことには従うので、誘われれば友達と遊ぶことができる。
[積極奇異型]
・他人に積極的に関わろうとするが、関わり方が一方的であったりする。
・相手や状況に関わりなく意志を伝えたり、行動したりするため奇妙な印象を与える。
さくらの場合は積極奇異型。
先日、図書館に行った記事を書きましたが、図書館に行った時は、姉とその子供たちも一緒に行ってました。
その図書館に行く前に家で子供たちはおやつを食べて、かあちゃんは姉と話をしてました。
姉はさくらがASDとカミングアウトした時に色々ネットとかで調べてくれて理解を1番してくれてる良き理解者です。
話の中で
「さくらは知らない子どもでも話掛けに行くよね?運動公園行った時も知らない子と友達になってたけど、ASDの子はそんな事しないんじゃないの?」
これは間違いです。
ASDでもお喋りが好きな子供は沢山いるし、逆に苦手な子供も沢山いる。
自閉症の子供って本当に十人十色だからね。
その中でさくらは人に興味あるし、よく喋るタイプ。但し相手の気持ちは御構い無し。
さくらは特に女の子、小さな女の子、大人の女性、優しい女の人が大好き!
だから女性にはガンガン近づいていく。
さくらは公園で初めて会った女の子と友達になったり、帰り道で一緒になった子と友達になったり、放課後デイで近づいてきた子と友達になったりで、知らない子どもにもガンガン話掛けに行く。
これがASDの積極・奇異型です。
だから悲しい事に友達になる事は出来ても親密な関係は築けない。
一方的過ぎたり、他人の気持ちが理解出来なかったり、自分の気持ちを押し付けたり、自分の世界と他人の世界の距離感(パーソナルスペース)が理解出来てないから。
今のところは問題にはなってはい。
「今のところ」はね。強調しとく。
積極奇異型はとにかくしつこいので親でもイラッとする。
だからこれが思春期になったら…
と思うと思春期が怖いw
それまでには距離感を理解してほしい。
じゃないと、自己中、強引、空気読めない、しつこい、距離無し、友達壊滅しちゃうよ。
けど、まぁ障害ですからね、誰が悪い訳でもなく結局は障害なんですよ。
障害だからと言って、仲良くしてね。とは友達には絶対に言えないからね。
療育?教育で理解出来るように誘導してあげたいけど、ぶっちゃけ距離感ってどう教えるの?って感じ。
難しい…
基本的に友達だろうが家族だろうが距離感無いのは疎まれる。
姑が距離感なく接して来たら、うぜぇ!!って思うのと一緒。
ただまぁその逆で距離感あり過ぎてもまぁ…問題はあるけどさ。
結論…人との距離感は大事