晴れときどき涙~さくらのASD育児日記〜

軽度自閉症スペクトラム障害(高機能自閉症)を持つさくらの育児日記風ブログ。特別支援学級にも在籍中。

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学習障害(LD)の中の書字障害

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発達障害の一つでもある学習障害(LD)は

「聞く」「読む」「話す」「書く」「計算する」などの分野に困難を感じます。

全般的に知的発達に遅れはないけど、聞く、話す、読む、書く、計算するのうち、特定の能力の習得や使用に著しい困難がある状態を言います。自閉症などを伴う場合は、それらも考慮したサポートが必要で、家庭・学校・医療関係者の連携が欠かせない。

学習障害の中で特に多いとされてるのが、「書字障害」。さくらもこれ。

さくらの場合は「読む」は出来るけど「書く」が難しい。

カタカナ・平仮名、すらすら読めるけど「書く」は出来ない。

知的に遅れがない分、なんで書けないの!なんで出来ないの!

なんで!なんで!なんで!!って思っちゃうよね。

でも、学習障害のある子は、どんなに本人が頑張って努力しても字を書くのが難しい状態なんだよね。

 

書字障害の特徴

まず、文字のサイズがバラバラ。

大きかったり、小さかったり、文字を一定の大きさに揃えて書くのが難しい。

さくらもこれ。一定の大きさで文字を書く。これがまたさくらには大変難しい。

 

次、文字を書くときに鏡文字。

鏡文字は子供の頃には良くある事なので、鏡文字書いてる!学習障害

って訳では無いです。

次、文字を書くときに余分な線や点を書いてしまう。

例えば「が」って言葉を書くときに点々を3つ書いてしまったりする。

 

書字障害の原因

人によって原因は様々なので、今のところ、原因は明らかになってません。が「書き」に関しては以下の要因があげられます。

 

まず、一つ目、文字の形がわかりにくい、視覚情報処理の不全。

視覚情報処理は文字のパーツの位置関係、大きさを認識したりする働き。

読みには問題ないが、書きのみに困難が生じる場合は視覚情報処理に関係がある可能性があると考えられています。

 

二つ目、不器用で文字がうまく書けない。

発達性協調運動障害。

指先を使った細かな作業が同世代と比べてぎこちない、または遅かったりして、不正確に文字を書いてしまう。

 

どうやって文字の練習すれば良い?

文字が書けません。じゃ練習辞めますか?って言われて、じゃあ、書く練習辞めます!って訳にはいかない。

じゃどうすれば良い?

たくさん練習したって書けないものは書けないんだよ。さくらもそう。

今までどんだけ練習してきたか。

 

※質より量ではなく、量より質を重心に置いた訓練※

 

分かってるよ。量より質を目指せ。

 ただ正直、余裕がないと怒ってしまう。

だって、質を求めれば、一文字書くだけで、数分かかってしまう。

逆に量を求めれば、文字がぐっちゃぐちゃ。

 頭では理解してるつもりなんだけど、心がついていかない。

余裕が欲しいです。

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